蘇洞門(そとも)めぐり
「蘇洞門(そとも)めぐり」遊覧船は、日本海の荒波がつくりあげたダイナミックな景観をご覧いただく、約50分のクルージングです。 当館前から始まるこの旅は、長さ6キロの断崖美と奇岩・洞門が織りなす歴史ロマンを満喫する旅。押し寄せる波がつくりあげた海の芸術とともに、クルージングの醍醐味をたっぷりとお楽しみ下さい。
蘇洞門(そとも)めぐり周遊コース
1.鎌の腰
根元より頭の部分が大きく、イースター島のモアイ巨石の様な形をし、農作業で使う鎌の柄の部分にそっくりなところからそう呼ばれています。
2.唐船島
昔、南蛮人を乗せた「唐船」をこの島につないだところからこの名前が付いたといわれています。
3.あみかけ岩
岩に網目のように亀裂が入り、まるで網を掛けたように見えるところからそう呼ばれています。
4.夫婦亀岩
同じような大きさの亀が2匹おぶさっているように見えるところからこの名前が付いています。
5.白糸の滝
年中水量が変わらない、非常に美しい滝です。最近まで上流で「わさび」が栽培されていました。
6.大門・小門
右を「大門」左を「小門」と呼び、「小門」の高さは大人の背丈の3倍以上あります。近くには「吹雪の滝」が流れ落ちています。
船舶の紹介
第2わかさ
総トン数:50トン
最高速力:約18ノット
旅客定員:168名
トイレ、冷暖房付
のちせ
総トン数:19トン
最高速力:約24ノット
旅客定員:90名
トイレ、冷暖房付
わかさ
総トン数:19トン
最高速力:約22ノット
旅客定員:50名
トイレ、冷暖房付
※福井県大飯郡おおい町「うみんぴあ大飯」から出航しております。
青戸クルージングリンク
料金表
人数 | 大人(中学生以上) | 小人(小学生) |
1~9名 | 2,000 | 1,000 |
10~19名 | 1,800 | 900 |
20~49名 | 1,700 | 850 |
50~99名 | 1,600 | 800 |
100名以上 | 1,500 | 750 |
※幼児(未就学児)は無料となります。
※団体予約は10名様以上から承ります。
※身体障害者手帳第一種、療育手帳A及び精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、手帳一冊につき本人
様と介添えの方が通常料金の半額となります。割引を適用される際は窓口備え付けの乗船運賃割引申込
書に必要事項を記入し、手帳をご持参の上、乗船券売場窓口にご提示ください。なお、身体障害者手帳
第一種、療育手帳A及び精神障害者保健福祉手帳以外の手帳、またはその表記がない場合は適用されま
せん。
※ペットの同伴につきましては、下記の条件を満たした場合に限り乗船することができます。
・小型犬であること(目安10kg未満)
・全身が入るケージまたはかごに入れていること(頭が出るような形態の物はお断りしております)
・他のお客様に吠えないこと
(乗船中、船内でケージを開けたりしないようお願いいたします。)
時刻表
4月~11月 | 12月~2月※ | 3月 | |
1便 | 09:00 | --:-- | --:-- |
2便 | 10:00 | --:-- | 10:00 |
3便 | 11:00 | 11:00 | 11:00 |
4便 | 12:00 | --:-- | 12:00 |
5便 | 13:00 | 13:00 | 13:00 |
6便 | 14:00 | --:-- | 14:00 |
7便 | 15:00 | --:-- | 15:00 |
8便 | 16:00 | --:-- | 16:00 |
※所要時間は約50分間になります。 (出航時刻の10分前から改札いたします。)
※11月19日~30日は、日没が早い為16:00時便の運航を自粛いたします。
※冬期期間中(12月~2月)に20名様以上の団体でのご利用をされる場合は予めお電話にてご相談
ください。
※12月は毎日、1月~2月は土、日、祝日のみの運航となります。
※海上状況によってコース変更または欠航となる場合があります。
※当日の海上状況につきましては、お電話にてお問い合わせください。
蘇洞門の海上状況はブログで紹介しております。
こちらをご覧ください。
「蘇洞門(そとも)めぐり」ひとくちメモ
「蘇洞門」は小浜湾の東側に位置する内外海半島北側の海岸にある海蝕洞で、花崗岩が日本海の波の作用で削られてできたものです。
豪壮な景観は、若狭湾国定公園を代表する景勝地となっており、昭和9年に国の名勝に指定されています。
小浜は中世以降日本海側を代表する港として、数多くの交易船や外国船が入港していました。
その船人も「蘇洞門」の景観を楽しみにしていたことは容易に想像できます。
このため、江戸時代中期の地誌「若狭国志」に、その素晴らしさを紹介され、18世紀後半に描かれた「小浜城下蘇洞門景観図」にもすでに現在案内されている奇門・洞門・滝などが見えており、古くから景勝地とされていたことが分かります。
「そとも」の呼称は、おそらく昔の居住漁民たちの呼び名であったと思われます。
湾の外側の面という意味で「外面」「背面」と表現していましたが、江戸時代の文人趣味により「蘇洞門」という漢字をあて、現在に至っています。
安全方針
- コンプライアンス(法令遵守)及び、安全最優先の徹底
- 安全確認の励行
- 「報、連、相」(報告、連絡、相談)の励行